石清水八幡宮と生駒縦走歩道

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

これは昨年末の記録。
年末ラストランは、JR片町線松井山手駅から生駒山まで生駒縦走歩道をサクッと走る予定でしたが、せっかくだからと前倒しの初詣(幸先詣)も兼ねる事にして、スタート地点を石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)に変更。参拝を終えてから東高野街道経由で松井山手に繋げる事にしました。

生駒縦走歩道は、枚方市国見山から柏原市高尾山まで続く生駒山系に整備された全長約40kmに亘る自然歩道。主にくろんど園地、ほしだ園地、むろいけ園地、生駒山を南北に辿るコースですが、自分は走り易いように適当にカスタマイズしているので正規ルートから大きく外れています。

本日の総距離38.3km、タイム6時間13分、最高気温6度。

京阪本線の石清水八幡宮で下車。駅前にある男山を表参道から登っていきますが、標高120mなのですぐに到着。
「来年は平穏な生活が戻るように!」と本殿に参拝してから裏参道で下山。
朝9時過ぎなのでガラガラでした。

初詣が終わったのでランスタート。
まずは東高野街道に沿って進みます。
東高野街道は、石清水八幡宮を起点にして河内長野まで続く高野山への参詣道。
現在は昔の面影が全くない生活道路であり、下記のような道標がなければここが昔の街道だったとは誰も思わないでしょう。

国道1号線に出ると東高野街道は国道沿いに南下しますが、自分は交差する山手幹線を松井山手方面へ。ここは歩道があるので安心して走れます。

JR松井山手駅近くの第2京阪道路に到着。
ここまで8.2km、1時間12分。
ここから第2京阪道路沿いの歩道を津田方面へ南下します。

歩道を約3km走って津田サイエンスヒルズまでやってきました。
第2京阪道路沿いをもう少し先へ進んだところに登山口があるのですが、今日はサイエンスヒルズを横切って大阪環状自然歩道に合流します。

トレイルに変わるとすぐに国見山登山口に到着しますが、寄り道になるのでここはパス。というかいつも素通りして今まで山頂に寄った事がない。

フラットで走り易いトレイルが続いて白旗池に到着。

ここから少しだけ激坂を登ると~

交野山(こうのさん)に到着。標高341mで山というより丘ですが、景色も良く、今日は多くのハイカーが休憩しておられました。

ここから傍示(ほうじ)の里を経てくろんど園地へ進みます。
傍示とは境界を示す立て札のことだそうで、ここが河内国と大和国の国境であった事からつけられた地名。

園地内にはいくつもの遊歩道がありますが、アップダウンの少ない「さわわたりの路」を進んで浮見堂前にある休憩所に到着。
ここまで19.0km、3時間3分。

ここから大阪環状自然歩道は、京阪交野線私市(きさいち)駅経由でほしだ園地へ進みますが、ショートカットして「きさいちカントリークラブ」を通り抜けます。
遠くに生駒山が見えてきましたが、今からあれを越えねばならない。

クラブハウスを左手に見てゴルフ場敷地内のロードを下っていきます。
ここを通行するのはいつも違和感がありますが、別に無断通行しているわけではなく、一応ハイキングコースの一部になっておりハイカーの通り抜けはOK。

国道168号線を越えてから、ほしだ園地には向かわず、磐船(いわふね)神社前を通過し、飯盛霊園を迂回するように生駒山へ向かいます。
磐船神社は、天照大神の孫である饒速日命(にぎはやひのみこと)が天の磐船(あまのいわふね)に乗って降臨した地だとか。
なんだかすごい場所みたいだけど、その割には地味な感じが・・・

ロードを進むと何やら見覚えのない構造物が見えてきました。前回来た時はこんな道なかったけど、バイパスでも作ってるのかな?
後で調べると四條畷市から生駒市に繫がる「清滝生駒道路」を建設しているらしい。

国道163号線を越えると通常はむろいけ園地経由で生駒山へと登っていきますが、自分はいつも生駒市俵口町方面へ進んで、俵口幼稚園横から生駒市が紹介している山麓公園コースAを登っていきます。
ここは車両が通行しない舗装された林道なので走り易い。

生駒山麓公園に到着。年末で園内施設は休業しているのでガランとしています。
これは振り返って撮影。

灯籠ゲートに到着。ここまで29.2km、4時間46分。
ここから少しトレイルを進み、生駒ボルダーに合流。

生駒山に登るとやはり寒い! 雪は積もっていませんが、寒波の影響で冷たい風が吹き付けるので、半パンと長袖Tシャツだけではちょっとツラい。

国道308号線手前で生駒ボルダーを離れ、らくらく登山道を下って「らくらくセンターハウス」にゴール。

おわり

本日の活動軌跡