HOKA クリフトン6 Wide 

今シーズンのフルマラソン用シューズは昨シーズン同様にHOKAマッハを使う予定でした。ところがマッハが今年の8月で廃番となり後継品としてリンコンが発売されたので、どんなものか試しに購入し「村岡ダブルフル44km」と「あいの土山マラソン」で使ってみた。

村岡では脚が痙りまくって大変だったけど、これは山岳レースなんでこれはシューズだけの問題ではないでしょう。

土山では何故かレース中に脚への強い負担を感じ、レース後の筋肉痛等も大きかったので「リンコンは思ってたほどのクッション性はないのかな~」と思ったり。
但し、この日は気温が高かったし、土山のコースはアップダウンがあり意外にきついので一概にシューズのせいとは言えないですね。それに脚が疲れるのはそもそもシューズよりも走り方の問題なのでは?

アベベは裸足で走ってたし、マラソン黎明期には足袋で走ってたんだからね。今でも裸足やワラーチで走ってるランナーをチラホラみかけるし、まずは走り方を見直そうよ~って事。でもそれって時間かかるよね。軟弱オヤジは出来るだけ手っ取り早く結果を出したいのです(これ一番アカンやつ)。

リンコンの外観(下記写真)。クッションがあるように見えるし、実際十分あります。
ただ27cmで218gの重さで軽量性を優先しているので、クッション性は相対的に低下するのでしょうね。

2レース履いてそんな感じだったので、「いびがわマラソン」では従来使用のマッハに戻しました。タイムはしょぼかったけどゴール後のダメージも少ないし、クッション性に関してはリンコンよりはましかな~という感じ。
それでも30km以降は脚が重くなって失速する。まあこれはいつもの事だし、いびがわのきついコースや2周連続フルで多少は脚も疲れているでしょうからシューズのせいではないです。

この時点でやっぱり今年もマッハで勝負やなと、これで一軒落着となるはずでした。
ところがふと「もしかしてクリフトン6で走ったら後半の脚の重さも解消してタイムアップするんじゃね」とまたもや妄想が頭をもたげ・・・

で~、早速クリフトン6Wideを購入してみた。どんだけ靴買ってんねん!
Wideにしたのはクリフトンは靴幅が狭く、以前の4では土踏まずの部分にマメが出来るというおかしな状態になったから。
履いてみるとピッタリ。

クリフトンは以前3を練習用として使っていました。
トレイル等でも履いてたのですぐボロボロになって廃棄。
その後4を購入したのですが、クッションが3に比べて硬くなって感じがすっかり変わってしまったのと、靴幅が狭くて足に合わなかったので殆ど履くこともなく破棄する事に。3に対して4は全然イメージが違う(たぶん5も)。

その後、クレイトンやマッハを履くようになったのでクリフトンはもう履くことはないなと思ってたのですが、今回6が発売され以前のクッションに戻ったという事なので、どんなのか試してみたくなったのです。

少しだけ試走してみましたが、確かに以前のクッションに戻ってる。ウンウンこんな感じだった。でもこのグニョ~ンとしたクッションは脚には優しいと思うけどレースで使えるんかい?
それにクリフトン6はサイズ27cmで重量265gなので、マッハ230gに比べて35gも重いし走行に支障出るかな~と心配してましたが・・・

早速、神戸マラソンで使ってみた。
結果、タイムは3時間33分と先週に比べて10分以上縮みましたが、これはアップダウンのない高速コースの影響。
それよりも後半の脚へのダメージが多少は軽減されたような気がします。あくまでも感覚なんですが。
また、心配していた重さもあまり気にならなかったです。

続いて福知山マラソンもこれでいってみた。
タイムは3時間39分と先週に比べて6分遅くなりましたが、これは気温等が影響しているので許容範囲かなと。
今回も脚へのダメージが少なかったように感じます。

2レースで使ってみて特にタイムが落ちる事もなく(速くなるわけではない)、重さも気にならなかったし、何より脚へのダメージが軽減されている感じがするので、サブ3.5狙いくらいまでなら良い選択なのかな~と。

マッハも良いシューズだけど既に廃番になってるし、方針転換してフルマラソンはしばらくクリフトン6を使う予定です。また気が変わるかもしれませんが。

おわり