暗越奈良街道

今日は、暗越奈良街道(くらがりごえならかいどう)を走ってきました。
HOKAのマッハを購入したので、試走を兼ねて。

暗越奈良街道は、大阪から生駒山の暗峠を越えて奈良に行く最短コースの街道。
江戸時代から伊勢参りが盛んとなり、多くの旅人が利用しました。
通常は、玉造稲荷神社から出発しますが、今日は森ノ宮のキューズモールを出発して、生駒山手前の花園ラクビー場までのコース。

森ノ宮キューズモールには、屋上にランニングコース「エアトラック」があります。前が大阪城公園でいくらでも走れるのに、何故これを作ったのかわかりませんが、とりあえず1周300m走っておきましょう。
今日は誰も走ってません。

少し谷町4丁目側に戻ると「越中井(えっちゅうい)」に到着。
細川ガラシャ最後の地。越中は細川忠興の官職名なので、細川家屋敷の井戸という意味です。

少し南へ行くと、カトリック玉造教会。
立派な建物ですね~ 高山右近と細川ガラシャの石像が立っています

ここから少し東へ進むと玉造稲荷神社。ここが伊勢参りの出発点。

少し南下して三光神社に立ち寄ります。
ここに真田丸があったとされており、大阪城までの抜け穴があります。大河ドラマが放映されてた頃には多くの人で賑わった事でしょう。

玉造筋を渡り、国道308号線に沿って旧街道を走って行きます。

暗越奈良街道(旧街道)は、現在の国道308号線にあたりますが、全て同じ道ではなく、国道308号線から外れたり、また合流したりを繰り返している。
国道308号線のほうが真っ直ぐで近道だけど、車を避けるために旧街道を走ります。

JR玉造駅の東側には、二軒茶屋跡の石碑が立っている。伊勢参りの旅人がここにあった茶屋をよく利用したそうです。
二軒あったので、二軒茶屋。そのままですやん

旧街道と今里筋が交差するあたりに大きな看板が設置されています。

しばらく走ると、旧大今里村の氏神である熊野大神宮に到着。

旧街道を抜けて、現在の国道308号線沿いを奈良に向かって走って行きます。
途中に深江稲荷神社があります。

ここからはずっと旧街道を走っていきますが、近畿自動車道を越えると、国道308号線に合流。しばらく走ってまた旧街道に戻ったところに八剱神社 (やつるぎじんじゃ)があります。

ここから、暗越奈良街道を離れ、花園ラクビー場まで脇道を走ります。
ここは来年のラクビーワールドカップの会場となっているため、改修して綺麗になってますね~

本日の走行距離11.6km、1時間34分。
おわり。