天野街道と猿子城山

今日は関西ランナーに人気の天野(あまの)街道を走って女人高野で知られる天野山金剛寺まで行き、ついでに滝畑経由で猿子城山(さるこじょうやま)に登ってきました。

南海高野線大阪狭山市駅からスタート。
西へ少し歩くと狭山池があって、池の周りの遊歩道を多くのランナーが走っている。
自分はすぐに池を離れて天野街道の入口へ向け市街地を抜けていきます。

天野街道は堺市岩室(いわむろ)で西高野街道から分岐して、女人高野と呼ばれる天野山金剛寺へ至る参詣道。
平安時代に高野詣や熊野詣が盛んになって整備された道だそうな。

天野街道の入口にやってきました。
堺市岩室というところですが、看板が無ければここが昔の街道だったなんて全然わからないような感じ。
平安時代の頃は周りに何も無くて街道らしさがあったのでしょうね。

最初は泉北・狭山両ニュータウンの境界にある陶器山(とうきやま)丘陵の尾根沿いに整備された歩行者専用遊歩道を進みます。

この辺りはすぐ横が住宅街なのに自然が多くて雰囲気良く、道も整備されていて走り易いし、ゴールの金剛寺までこんな感じがず~っと続けばいいなと期待してましたが・・・

そんなはずはなく、しばらく走ると舗装された普通の田舎道に変わります。
車両が通行しないので走り易いのですが、まあフツー。
あとは集落や霊園やゴルフ場等に沿って走って行きます。

一部のどかな田園地帯もあったり。

堺カントリークラブの横を通過して河内長野市内に入りました。

天野町の集落を抜けて天野街道ゴールの天野山金剛寺に到着。
ここまで11km、1時間25分。
天野街道は期待値が高かったせいかそれほど感動はありませんでした。

ここから関西サイクルスポーツセンター経由で滝畑ダムを目指します。

遠くにダムが見えて来ましたね~

河内長野市街地から続く府道218号河内長野かつらぎ線に合流。
トンネルを抜けて滝畑ダム湖に沿って走っていき、天神社を越えた辺りで府道を外れダイトレコースに合流。
ここまで18.3km、2時間42分。

ダイトレを進んでボテ峠に到着。
先々週に来た時はここから施福寺方面へ進みましたが、今日は左折して猿子城山を目指します。ここを登るのは2回目。

最初はなだらかなトレイルで、「おっ! ここは歩き易くていいね~」となりますが・・・

徐々に斜度がきつくなってきて、「あれっ、様子がおかしいな」となり・・・

最後はロープを掴んでよじ登るような激坂になって、「こんなはずじゃなかったのにな~(泣)」と後悔する羽目に。
でも今日は初回程のインパクトはなく、それほど大変なイメージじゃなかったです。

猿子城山に到着。ここまで20.1km、3時間37分。
多くのプレートが木にぶら下がっていますが、ここは干支の山だそうで(猿だから)、申(さる)年に登頂するハイカーが記念に残していくらしい。

西側に下山しますが、こちらは斜度が緩いのでサクサク下っていけます。

十五丁石地蔵に到着。これは振り返って撮影。
今日は右側から出てきました。
ここまで20.6km、3時間49分。

滝畑からここまで、
今回の猿子城山経由だと2.3km、1時間7分。
前回の近畿自然歩道を辿る迂回コースだと3.8km、1時間15分。
近畿自然歩道に迂回するとかなり遠回りな印象でしたが、タイムは8分しか変わらないって、これはちょっと意外でしたね。

千本杉峠に到着。ここまで22.0km、4時間10分。
今日はここを左折して御光滝(ごこうたき)方面へ下山します。YAMAP軌跡が無いコース。

地図に無いルートなので荒れてるのかなと思いきや、踏み跡はっきりしたトレイルで通行には何ら問題なし。

すぐに谷筋に下りてきますが、ここから少し荒れ気味の踏み跡を辿っていきます。

少し進むとぱっと開けた林道に出ました。あれっ! て感じで、自分は御光滝までず~っとトレイルが続くと思ってたので拍子抜け。
千本杉峠から林道出合まで300m程度。

あとは林道を下っていくだけ。

滝畑四十八滝の一つである御光滝まで下りてきました。

さらに坂道を下って滝畑湖畔観光レストランに到着。
ここまで26.4km、4時間56分。

少し休憩して、あとは最寄り駅(?)である河内長野駅まで12kmのゆるラン。
往路は石川(ダム湖)の左岸側を走ったので、復路は右岸側を走って帰ります。
右岸側は夕月橋を越えた辺りから車両通行不可の遊歩道となるので走り易い。

滝畑ダム堤体(ていたい)まで戻ってきました。写真は、滝畑ダム湖畔側の眺め。

復路は下り基調なんですが、疲労感満載のため河内長野駅までだらだら走って2時間。
本日の総距離38.7km、タイム6時間48分。

おわり

本日の活動軌跡