プロトレックスマートF30 レビュー

カシオのスマートウォッチであるプロトレックスマートF30を購入し、試しに軽ハイクで使ってみました。

コースは阪急箕面駅~六個山(ろっこやま)~五月山公園。
今日の山行はプロトレックでYAMAPが問題無く使えるかの確認が目的なので、近場で初めて歩くコースをチョイス

本日の総距離13km、タイム3時間16分、最高気温27度。

自分は登山やランニングでのコース確認にYAMAPアプリを使っています。当然、スマホに地図をダウンロードして使うのだけど、実際の山行ではスマホをザックから取り出すのが面倒くさくて、ついつい「もうええか~」と地図を確認せずに進んでしまってロストするというパターンが多い。
プロトレックだと腕時計でYAMAPアプリを操作出来るので、位置確認がとてもスムーズに行えるし便利そうだな~と。

でも、スマホと時計では画面の大きさが全然違うし、こんな小さな画面で地図を確認出来るのかな~ と疑問に思ったり・・・
自分の場合、そもそも地図確認が必要な山に登る事が少ないし、現状、スマホでも問題無く使えているので便利そうだけど敢えてこれを買う必要があるのかなと購入を躊躇してました。

そんな折、エプソン製ランニング用GPS時計のバッテリーが寿命を迎えたようで不具合多発により使用困難に。
買換か、修理か、どっちにする? 買うとしたらエプソンの同じような入門機種かな~ と会社のHPを検索すると何か様子がおかしい。
ん? 製品情報が無いけど・・・
調べると、な、なんと2020年1月でGPSウォッチ市場から完全撤退しているではないですか。マ、マジか! これは知らなかった (>_<)。
GPS時計って儲からないのかな? ガーミン利用者多そうだし。

修理は当面受け付けるようで、バッテリー交換だけなら5,000円で済むのだけど連携アプリが将来的に使えなくなるだろうし、やっぱり買換えが無難かな。
ガーミンかスントか? 迷うけどやっぱりガーミン245がベストバイ? とか考えてると、ふとプロトレックをランニング用に兼用出来ないか? といつもの妄想癖が頭をもたげ~、兼用出来たら2台買う必要ないなとよく調べもせずにプロトレックを勢いで買ってしまった。

という事で本機を購入するに当たってのニーズは2つ。

登山用としてYAMAPを問題なく利用出来るか?
結論から言うと、YAMAP利用に関してはOK。十分使えます。
勿論、腕時計ですからスマホと比較するとかなり画面は小さいし、視認性は相対的に低下しますが、実際に使ってみると小さな画面でもこれが不思議な事に意外と見れるのですね。
スマホをわざわざザックから取り出す手間の事を考えると欠点を補ってプラスマイナスゼロになるかな~と思える程。
画面をピンチ(指でつまむ)して地図を拡大・縮小出来るし、画面に拡大・縮小ボタンを表示させる事も出来る。使ってみてピンチはやりにくかったので、自分はボタン表示させてます。

ランニング用に兼用可能か?
結論から言うと無理だと思う。
アクティビティという専用アプリが入っていてジャンル別に設定するのだけど、そもそも本機種F30には「マラソン」ジャンルが無い。
あるのはトレッキング、フィッシング、サイクリング、パドル、スノーの5種類のみ。
あれっ! 何でマラソンが無いの? ネットで紹介されてたと思うけど。
よく調べるとF21機種からマラソンとトレランのジャンルが付加されたとの事。
ん? F21に入ってたら当然F30にも入るよね?
ここで自分は大きな勘違いをしている事に気付く。

機種発売順が、てっきりF20 → F21 → F30と思ってたけど、実際にはF20 → F30 → F21だった。はあ? そんな製品番号の付け方あるか? おかしいだろ!
まあ、事前によく確認しなかった自分が悪いのだけど・・・
仮にF21を購入しアクティビティでタイム測定出来ても、カシオにはEpsonViewとかGarminConnectのようなデータ分析用連携アプリが無いので結局は使えないです。本体でも自動ラップ計測とか細かな設定も出来ないし。
やっぱりマラソンには専用ランニングウォッチが必要だと思う。

結果として、プロトレックスマートF30は自分にとってYAMAP専用ウオッチでした。それ以外の利用シーンが思い浮かばない。

さて、本日の山行は阪急箕面駅からスタート。
箕面観光ホテル前を通過し、まずは箕面大滝を目指します。
今日の滝道は大変多くの観光客で溢れかえっており、走れるような状態ではなかったです。紅葉はまだなのに何故こんなに人が多いのでしょう?

箕面大滝に到着。
ここから少し戻った分岐から六個山へ登る予定でしたが、通行止めになってるので、いったん落合橋まで戻ってから登る事に。

落合橋から谷筋のトレイルを登って行きます。
今日はここで猿を数匹見かけました。こちらを見てるので襲われるかなと思い、恐くなってそろ~りそろ~りと後ずさり(汗)。
最近は滝道で猿を見かけなくなりましたが、山に入るとやっぱりいるんだね。

坂道を登り切るとあとは五月山公園までゴルフ場沿いのトレイルを進むだけ。
面白み味の無いコースです。

六個山手前の青空展望台より眺めた景色

五月山緑地霊園からロードを進んで五月山公園に到着。
五月山は別名で千代山というらしい。

公園の手前、ロードを右折して五月山霊園に入る箇所があるのだけど、プロトレックを常時見ていたので間違えずに済みました。
最初、えっ!こんな所を曲がるの?って感じで、地図が無ければ曲がらずに真っ直ぐに進んでしまうところ。
少しはプロトレックの効果あったかな?

五月山ドライブウェイ沿いにある秀望台からの景色。前を流れるのは猪名川ですね。

山麓にある入園無料の五月山動物園でウォンバットやアルパカを見ようと思ってたけど、もの凄い人だかりで入園する気力が失せ断念。道路も駐車場を待つ車で大渋滞。
逃げるように通り過ぎて阪急池田駅近くにある五月湯へ。

おわり

本日の活動軌跡