今日は和歌山ジャズマラソンに参加しました。昨年に続き2回目。
昨年は11月13日開催だったのですが、今年は何故か時期がズレて12月17日開催に変更されてました。同日で「みえ松阪マラソン」や「加古川マラソン」が開催されるのでランナーが集まらないのでは? と心配してましたが、実際には昨年より参加者が多かったんですね(下記参照)。どうしてなんだろ~?
合計参加者数 7,379人(昨年6,076人)
ハーフ参加者 3,326人(昨年2,863人)
本大会は景勝地として知られる和歌浦の風景とジャズの生演奏を楽しみながら走るというとてもお洒落な大会。ジャズだけでなくロックやポップ曲の演奏もあります。
会場に到着すると早速にボサノバ名曲「イパネマの娘」の演奏が聴こえてきますが、小雪ぱらつく師走の早朝からご苦労様です。
今年は暖冬でいっこうに気温が下がりませんが、今日は何故かピンポイントで気温が低下し、最高気温7度と絶好のマラソン日和となりました。ただ風がきつかったのでその影響はあったと思う。
本大会は和歌山城前から和歌山港~雑賀崎(さいがざき)~和歌浦という海岸沿いを走ってゴールのマリーナシティを目指すワンウエイコース。
ポイントとしては9km地点から4km程度続く雑賀崎周辺のアップダウンをどう乗り切るかでしょうね。あとは基本的にフラットなのでタイムは出そうですが、計測距離が少し長いみたいで(300mくらい)PB狙いは難しいと思う。
日本のアマルフィ(イタリアの地名)と呼ばれる雑賀崎は9km地点という疲労感が出始める絶妙のタイミングで姿を現します。今年も出たか~(お化けじゃないんだから)って、少し警戒してましたが、昨年一度走ってコース概要わかってるので、今日はそれほど大変に感じませんでした。
自分は坂道に弱いのでここは頑張らずにマイペースで淡々と登っていきます。当然、後続ランナーにガンガン抜かれていくんですが・・・
雑賀崎ピークに達して和歌の聖地と呼ばれる和歌浦が見えてくると自然に
「紀伊国(きのくに)の 雑賀(さひか)の浦に 出(い)で見れば 海人(あま)の燈火(ともしび)波の間ゆ見ゆ」という歌が浮かんで来て穏やかな気分に(なるわけないわ!)。
それでも走りながら景色を見てると少しは疲労感が和らぎ、ここはカーステ聴きながらドライブしたら最高だろうな~ と・・・
和歌浦にある片男波(かたおなみ)海水浴場の往復が終わるといよいよマリーナビーチへあと5km。遠くにサンブリッジが見えてくるのですが、なかなか距離が縮まらない。疲労感MAXで「まだかよ~」って弱気になるんだけど、ここが一番の踏ん張りどころですね。
実は本大会で一番注意すべきはゴール箇所。
サンブリッジを渡ってマリーナシティに入ると遠くにゴールゲートが見えてきますが、これは騙しなので初参加の方は要注意。ここで「よっしゃー」とラストスパートかけてしまうと「えっ!、えっ!!、えっ!!!」となり3回地獄を見ます。昨年の私がそうだったように・・・
ゴールゲートに見えるのは10kmコースのスタートゲートなんです。いや、そんな紛らわしい事やめてよって言いたくなるし、どう見てもゴールまであと少しって雰囲気がぷんぷん漂ってる。まさかここから1kmも迂回させられるとは思わないよな~ もうこのままゴール突入でいいんじゃないでしょうか・・・
今年はゴールゲートすらなくて遠くからだとどこがゴールなのかよくわからなかったし、まあとにかくコース図は事前によくチェックしましょう。
さて今日の目標は取りあえず前回タイムの1時間37分27秒を切る事でしたが、結果は?
ネットタイムで1時間34分58秒
ふ~ なんとかノルマは達成。
まあ昨年と比べて今日は明らかにコンディションが良かったので当然なんでしょうけど・・・
21回目となる和歌山ジャズマラソンですが、下記特徴があります。
1 ハーフコースは和歌山城前スタート、マリーナシティ着の片道コース
2 スタートは申告ブロック順
3 エイドは8箇所
4 結果はWEB完走証のみ(翌日)
5 ゴール後はスポーツドリンク、ジャムパン、みかんと梅干し1個ずつ
6 参加料はハーフ 6,000円、10km 5,000円、5km 4,000円
7 参加賞はタオル
8 手荷物搬送あり
9 帰りのアクセス良くない
今年は何故か大会プログラムが完走後に受け取るという対応に変わってました。これは事前に提供すべきものではないでしょうか? コース図とか掲載されてるんだし、走り終わってからもらっても意味ないと思いますが・・・
ゴールである和歌山マリーナシティからの帰路ですが、車以外だと通常は路線バスで南海和歌山市駅かJR和歌山駅まで戻る事になります。ただ時間がかかりそうなので自分は今年も最寄駅であるJR海南駅まで4km程度歩いて帰る事にしました。
今日は疲労のせいかゆっくり歩いてたので50分程かかってしまい、予定していた特急に乗り遅れてしまった(-_-) 。
おわり