今日は河内長野駅からスタートして滝畑ダム、和泉葛城山を経て、犬鳴山(いぬなきさん)まで泉州地域近畿自然歩道を走って(歩いて)きました。
本日の総距離31.6km、タイム6時間15分、最高気温31度。
今回歩いてみた感想
1 予想通り特にこれと言った見所なし
2 眺望なく、どこを歩いているのかさっぱり
3 ハイランドパーク粉河(こかわ)までハイカーに会わず
4 今日はアブと蜘蛛の巣攻撃多し
5 滝畑ダムからハイランドパーク粉河まで約15km自販機なし
6 犬鳴山温泉で日帰り温泉入浴可
ルートは近畿自然歩道がメインですが、地図上での最短コースを選択した結果、下記2箇所については、近畿自然歩道を外れています。
1 ボテ垰~十五丁石地蔵は、猿子城山(さるこじょうやま)経由
2 鍋谷垰~和泉葛城山は、大石ヶ峰経由の尾根道コース
河内長野駅からスタート。
滝畑ダムへは府道218号河内長野かつらぎ線を走って行きますが、ここは歩道が無く、花の文化園が見える所くらいまでは交通量が多いので危ない。迂回したほうが良かったな~と後悔しました。
花の文化園が見える所くらいから交通量が減って、快適に走れるようになります。
滝畑ダムに近づいてきました。
ここは8月に来たばかりなんですね(岩湧山)。
前回は下りでしたが、今回は登り。
唯一のトンネルを通過。
トンネルを抜けたところに自販機があるので、水を調達。
今日は少し涼しめだけど、それでも最高気温予想31度だし、ハイランドパーク粉河まで約15km自販機が無いので、500ml×3本を持参する事に。
この時期、山中で水が少なくなると心細くなるんですよね~
ところで今日はやたらとアブが体にまとわりついてきて難儀しました。前回の岩湧山にもいたし、この辺りは多いのかな?
滝畑ダム湖に沿って走って行きます。
天神社を越えた辺りで府道を外れ、ダイトレコースに合流。まずはボテ垰を目指します。
ダイトレコースでは岩湧山から下山してこの吊橋を渡ってきます。
河内長野駅から登山口まで距離11.4km、タイム1時間32分。
ここからトレイル。
小さな橋を渡ります。
崖崩れで道幅が狭くなっている箇所もあります。
ボテ峠に到着。変わった名前だね。
通常コースは(後で知った)ここから施福寺方面へ下りていき(ダイトレゴール)、そこから近畿自然歩道に接続するのだけど、今日は左折して猿子城山方面へ登って行く事に。
地図を見ると明らかに近道なので何も考えずにこちらを選択。後で後悔しましたが・・・
猿子城山方面はあまり歩かれていない様子で蜘蛛の巣が多かったです。
今日はこれ以降も蜘蛛の巣頭突っ込みが多くて非常に不快だった。
最初はなだらかなトレイルだったのでこんな感じが続くのかな~と思ってましたが・・・
予想に反してだんだんと斜度がきつくなってくる。
激坂になってくる。こんなはずじゃなかったのにな~(泣)。
ロープまで用意されてる。
標高図を見てもらえばよくわかりますが、かなりの斜度。
この辺りでやっと「これは山越えルートなんや」という事に気付きました。遅いわ!
頂上に近づいてきた様子で徐々にフラットに。
猿子城山(標高710m)に到着。あ~しんど~
まだ登り始めたばかりなのに今からこんな状態だと先が思いやられるな~
下って行きます。
しばらく歩くと、十五丁石地蔵で近畿自然歩道と合流。
暗~いトレイルを進むとパッと明るい林道に出た。
しばらくは歩き易い道が続くので、走れるところは走ります。
千本杉垰に到着。特に何もないので先を急ぎます。
杉林の中を抜けていきます。こんな感じのところ最近多いね~
この辺りから何故か舗装道路になってきます。と言っても整備されていないので、ひび割れしてるけど・・・
突如、電波塔が出現!
正式名は三国山RCAG送信所で、遠隔対空通信施設だそう。
完全にロードになりました。走って行きます。
三国山に到着。
道路脇にこんな標識があるだけで、特に眺望はなし。
ここまで16.8km、3時間19分。
ここからしばらくロード。
鍋谷垰に到着。
地図を見るとここから先は和泉葛城山まで2つのコース(トレイル)が平行している。
北側は大石ヶ峰経由の尾根道コース(仮称)、南側が近畿自然歩道。
通常は南側に位置する近畿自然歩道を歩きますが、自分はそもそもどちらが近畿自然歩道かすらも判っておらず、単に登り口が近いという理由で北側の尾根道コースをチョイス。後で後悔しましたが・・・
尾根道コースは実にアップダウンの厳しいコースでした。それに標識が全くなく、目印の赤テープだけを頼りに進みます。
尾根道コースは上記標識から道路を隔てた向かい辺りが入口になっていて(標識なし)、何となくこの辺かな~という感じで取り付きます。
最初、左側方向へ歩いていって道がなくなったので、おかしいなと思い戻ってよく見ると入口から右斜め上方向に進む道がある。ここを登るのね。
杉林を登って行きます。
昔は階段があったんだろうな~という感じの殆ど朽ちかけた階段を下る。
ここは踏み跡がいろいろあるので、GPS地図で絶えず位置確認しながら進まないとロストすると思います。
途中、右方向にトラバースするような踏み跡があったので進んでいくと、コースから大きく外れていました。修正して、下記写真のような踏み跡がよくわからないトレイルを登って行きます。
どこが道なの? とりあえず登れや! みたいな感じかな。
いくつかのアップダウンを越えていよいよゴールが近づいてきたみたい。
登りきると和泉葛城山(標高858m)。奥の道を登っていくと山頂。
ここまで23.1km、4時間50分。
ほぼ休憩なしで来たのでけっこう疲れました。
山頂付近には八大竜王社と呼ばれる神社があります。
地図を見るとここからトレイルを下って行く事になっているので、進んでいくとこんな感じで藪漕ぎに突入。強引に進んでみましたが、シティ系の自分にはこれ以上は無理と判断し早々に撤退。
これどうすんの? と心配になりましたが・・・
心配せずともここから次の目的地であるハイランドパーク粉河まではトレイルではなくて紀泉高原スカイラインをそのまま進めば良かったのです。どうやらこのトレイルは現在使われていない様子。
ハイランドパーク粉河に到着。ここはキャンプ場みたい。
自販機があったのでジュースをガブ飲み。ここの眺望もあまりよくないですね。
さて、ここから犬鳴山温泉に向けてトレイルとロードを交互に下って行きます。
トレイルの下り。
ロードの下り。
またトレイルの下り。
あとはロードの下り。
すると突然に犬鳴隧道(いぬなきずいどう)が出現! これかあ~
ここはネット上では心霊スポットとか言われたりしてますが、霊感ゼロの自分には何の関係も無くサクサクと通過。
程なく七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)に到着。真言宗犬鳴派大本山。
661年に修験道の開祖である役小角(えんのおずぬ)が開山したとか。
不動明王に睨まれてますが、何か?
犬鳴川の渓谷沿いを下って行きます。
赤い橋を渡ります。
山門を潜ってしばらく進むとゴールの犬鳴山温泉に到着。
ここの温泉街は珍しく日帰り温泉入浴可。
自分はバス停前の不動口館の温泉で汗を流しました。
犬鳴山温泉からは南海バス(泉佐野駅行)と和歌山バス(JR熊取駅行)が交互に運行されているので意外と便利。
おわり
本日の活動軌跡