矢田丘陵

今日は、生駒山を大阪側から登って奈良側に下り矢田丘陵経由で法隆寺まで走ってきました。ミドルコースの約30kmです。暑かったのでしんどかったです。
まずは生駒山をらくらく登山道経由で登り、暗峠を越えます。この時点で汗だくです。暗峠には茶店があって食事が出来ます(ビールも飲めます)。寄りたい衝動を押さえて先へ進みます。寄ったらここでENDになるので。
ゆるりと国道(酷道)308号線を下って行きます。

生駒山の奈良側はゆるやかな傾斜で棚田が広がってます。

近鉄生駒線の南生駒駅近くまで下りてきました。
彼方に見えるのが矢田丘陵です。
矢田丘陵は、生駒山と平行して南北に伸びています。南端が、今日の目的地である斑鳩町法隆寺付近です。
丘陵ですから山ではなく丘ですね。丘を越えゆこうよ~口笛吹きつつ~♪

南生駒駅からだと通常は国道308号線を進んで榁ノ木峠から矢田丘陵に入るのですが、ショートカットして萩の台側から入ります。しかし今日はこれが大失敗でした。コバエの大群です。何でしょうか?尋常ではない数のコバエが顔にまとわりついてきます。調べるとメマトイという虫だそうですが、「メマトイの逆襲」というC級パニック映画が1本作れそうなぐらいの勢いで襲ってきます。頭からすっぽりと被る虫除けネットを持参してたので何とか凌げましたが、なかったら撤退していたと思います。夏はこのルート使えないですね。メインルートに出ると少しはマシになりましたが。
国見台展望台に到着です。大和平野を一望出来ます。

ここから少し進むと松尾寺です。舎人親王が建立した日本最古の厄除け寺だそうです。

南門を出て少し進むと舎人親王伏し拝み伝承地があります。といっても何にもありませんが。神話では、舎人親王が修行を終えてヤレヤレやなと思ってたところに、千手観音が突然に降臨してきたので、「マジか!」と驚いて拝んだという事です。

ここから法隆寺方面へシングルトラックのトレイルを下って行きます。

下りきったとこは、ゴルフ場(法隆寺カントリー倶楽部)です。ゴルフされてます。何となく優雅な感じです。

少し進むと菅原道真を祀る斑鳩神社があります。

ここからさらに下ると法隆寺です。東大門から入ります。やはり広いですね。しかし観光客は少なめです。奈良駅近くの東大寺や春日大社等とは対照的です。しばし休憩します。

南大門から出て帰路につきます。帰りは、竜田川沿いを北上して、元山上口から千光寺を経て生駒山を越えます。

法隆寺から少し西へ進むと藤の木古墳があります。「ふーん」といった感じです。誰もいません。

ここからさらに西へ進み竜田川に出ます。 百人一首に出てくる「千早ふる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」という歌で有名です。要は、「紅葉がキレイね」という事です。

竜田川沿いを北上します。疲れMAXになってきたので、大半が歩きです。熱中症で倒れたら大変やし、電車乗ろかな~年やしな~と弱気になったりしますが、何とか堪えます。
山口神社前からトレイルに入って生駒山を登り鳴川峠を越えて大阪側に戻ってきました。本日の距離30.2km、タイム5時間22分。ちょっと時間かかり過ぎですが、いいんです。この時期にしては頑張ったので、今日はビール2缶決定!