柳生街道 2回目

今日は2年ぶりに柳生街道を走ってきました。
本日の総距離26.8km、タイム4時間56分、最高気温29度。

前回は近鉄奈良駅 → JR笠置駅コースで、ゴール後は「笠置いこいの館」の温泉でゆるりとしましたが、現在は入浴施設が営業休止との事。前回利用時もガラガラだったので、何となく事情はわかりますが・・・
仕方なく今回はJR笠置駅 → 近鉄奈良駅コースで。

下車時にICカードが使えないので、JR奈良駅で切符を買って関西本線に乗車。
加茂駅でディーゼル電車に乗り換え。
今日は連休なのでけっこう混み合ってましたね。皆さんどこに行くのでしょう?
笠置駅では数人が下車しただけなので、恐らく伊賀上野まで行くのかな~

駅前には鎌倉時代にあった笠置山の戦いを再現した人形が飾られている。

柳生街道は笠置駅から府道4号線を南進し、笠置山を越えて行きますが、同じコースだと飽きるので、今日は迂回コースで柳生の里を目指す事に。
まずは木津川の渓谷沿いを大河原駅方面へ進みます。
河川敷に車が入れる笠置キャンプ場があるのだけど、連休のせいか激混み状態。

歩き始めるとすぐに笠置ボルダーと呼ばれるボルダリングエリアが見えて来る。
この辺りは巨石がゴロゴロしています。

笠置駅から大河原駅までは東海自然歩道の一部であり、銀の帯(ぎんのおび)ハイキングコースとも呼ばれています。木津川が銀色に輝いて帯のように伸びているからだそう。
しばらくは線路沿いを歩きます。

電車が来たら良いのにな、でも1時間に1本しか通らないから来るわけないなと考えてると、突然ゴォォォ~っという音が!
来たああああ!!!!
真横を電車が通ると恐いのだけど、何とかシャッターを切る。

さようなら~

笠置駅から木津川沿いを約1.5km進んで関西電力布目川発電所に到着。
ここからハイキングコースを離れて、今度は布目川沿いを南下。
フラットなコースをイメージしてましたが、けっこうな登り。
川沿いコースなので、夏は涼しげで良いですけど・・・

分岐箇所から4km程度走ってきて県道4号線に接続。
峠を越えたらそこはもう柳生の里だった。

しか~し、キャンプ場は大盛況なのに柳生の里はガラガラ。というか、誰もいない。
観光地としてはちょっと物足りないのかな?
ここまで6.7km、1時間12分。

お馴染みの十兵衛杉

柳生藩家老、小山田主鈴(おやまだしゅれい)の旧屋敷

八坂神社

柳生藩陣屋跡

疱瘡地蔵(疱瘡よけを祈願してつくられたお地蔵さま)

柳生家の菩提寺である芳徳寺(ほうとくじ)は、寄り道になるのでパス。
以上、観光終わり。

柳生の里を離れて里山を一つ越えます。

サクサク登って今度は石畳の坂道を下りて行きます。

越えて来た里山を振り返って撮影。

次は南明寺を目指しますが、その手前に「おふじの井戸」がありました。
お藤と呼ばれる若い女性を徳川家剣術指南役である柳生宗矩(やぎゅうむねのり)が見初めた場所だとか。
怪談ものかと思ったら恋愛ものだったのね。

南明寺に到着。
ここまで10.6km、2時間12分。

こんな田んぼの真ん中を歩いてきました。これは街道というより農道では?

夜支布山口神社(やぎうやまぐちじんじゃ)に到着。

前から感じてたのだけど、ここから次の円成寺(えんじょうじ)に至るコースはちょっと北側に回り込むような形になっててどう見ても遠回り。
地図を見るとショートカット出来そうなので、試しに進んでみました。

正規コースは山口神社に向かって右折しますが、今日は左折して西側の小道を進みます。しばらく進むと標識のある分岐があるので右折。小川を渡って少し坂を登ると正規コースに合流。
下記写真は分岐を右折したところ。

正規コースとの合流地点。右手から登って来て左折してから振り返って撮影。
今日歩いたコースが正規ルートなのでは? と思うくらい近いし歩き易い道だと思う。

忍辱山(にんにくせん)町にある円成寺に到着。
ここまで14.7km、2時間58分。

さらに里山を1つ越えて峠の茶屋を通過。
ここから少し道を下ると春日奥山道路に接続。

あとは柳生街道(滝坂の道)を下山するのが近道なんだけど、今日はアップダウンのある春日奥山道路を進んで~

若草山頂上に到着。ここは車で来れるので、多くの観光客で賑わってました。

ここから春日山遊歩道を奈良公園へ下り、あとは駅近くの大西湯で汗を流しました。

おわり

本日の活動軌跡