生駒山をぐるっと一周走ってきました。まずは、ぼくらの広場から鳴川谷を越えて千光寺に行きます。
ぼくらの広場は景色が良いです。大阪の街を見渡せます。
ぼくらの広場から鳴川谷を経て千光寺に向かいます。ここは、修験道の開祖である役行者(えんのおづぬ)が開いた寺だそうです。最寄駅である近鉄生駒線の「元山上口」というのは、役小角が大峯山を開く以前に修行したところからこの辺りを「元の山上(もとのさんじょう)」と呼ぶようになった事に由来するものです。
ここから平群町福貴畑を経て十三峠へ向かいます。
十三街道は、八尾市と平群町を結ぶ道筋で、大坂から伊勢参宮のルートとして利用されたそうです。その峠には旅人安全を願って福貴畑の村人により立てられた地蔵石仏があります。峠の北側のルートは「業平道」とも呼ばれ、平安初期の歌人で六歌仙の一人、在原業平が天理より八尾の女性の元に通った道ともいわれています。