先週は飛鳥葛城自転車道を試走しましたが、今日は奈良自転車道の試走。
奈良自転車道は、奈良→平城京→法隆寺というルートですが、今まで奈良→平城京区間は走った事がなかったので。
奈良県は観光名所が点在しているので自転車道が充実しています。サイクルマップを見ると多くのルートがあってどこに行こうか迷うほどですが、ランニングに使えそうなルートはそれほど多いわけではありません。その理由は下記の通り。
奈良県にはもともと下記3つの自転車道がありました。
1 奈良自転車道 約22km
2 飛鳥葛城自転車道 約30km
3 大和中央自転車道 約21km
これらの自転車道は、一般道路との共用箇所もありますが、基本的には自転車及び歩行者専用道路となっています。これをさらに整備充実させようという目的で作ったのが「ならクル」という全31本のサイクリングルート。
このルートは、上記3自転車道と重複している箇所もあるので、その箇所は自転車及び歩行者専用道路となっていますが、新しく設定されたルートというのは専用道路ではなく、単に一般道路をルート設定しただけ。つまり車道を走る事になりますが、ランニングの場合、歩道が設置されていない車道を走るのは危険であり、自転車は走れても、ランニングには不適の箇所が多いという事です。
今日は奈良公園からスタート。
少しだけ観光しようと若草山に寄ってから東大寺の裏参道を進みます。
東大寺二月堂が右手に見えてきます。ここはお水取りの場所ですね。
東大寺大仏殿の裏側を進みます。
ここから県道44号線に出て奈良マラソンのスタート地点である鴻ノ池陸上競技場に向かいます。懐かしい~ 今年は中止なので残念ですが・・・
奈良ドリームランド跡地を越えた辺りで左折し、奈良自転車道を通って平城京方面へ。
途中でJR大和路線の高架を潜ります。
コナベ古墳や水上池(みずかみいけ)を周回しながら進むと平城京に到着。
ここまで9.3km、1時間23分。ここで少し休憩。
奈良から平城京まで、こんな道があったんや~という感じ。トレーニングには良いと思うけど、かなり北側に迂回した遠回りなルート。それでも国道を走ってくるよりはマシかな~
朱雀門が遠くに見えます。
世界遺産の中を走るのは景観が悪いという事で近鉄奈良線が移設される様子。
平城京を出て今度は秋篠川沿いを南下。右手に唐招提寺が見えてきました。
大和郡山市に入り、佐保川に合流する少し手前で秋篠川を離れて大和郡山城方面へ市街地を進みます。
ここで専用道路から一般道路に変わりますが、風情が無いですな。
市街地を抜けて富雄川までやってきました。
ここから奈良自転車道は富雄川沿いを南下しますが、ここから先はいつも走っているコースなので自分はここで離脱。真っ直ぐに進んで矢田丘陵及び生駒山を越えて直帰する事に。
矢田丘陵の麓にある矢田寺に到着。アジサイの名所として知られていますが、今年はコロナの影響で「アジサイ園」も中止となりました。
ここまで20.1km、3時間14分。
本堂の右手からトレイルを進んで矢田丘陵を横断します。
坂道を登っていくと矢田丘陵のメインストリートに出ました。
すぐに右上へ伸びる細いトレイルがあるんだけど、これは東山駅や元山上口駅方面へ抜けるルート。特に標識はなく白い車止め看板にマジックで「元山上口・東山駅方面」の記載があるだけ。
今日は元山上口駅方面へ下山します。
ここから先は分岐がいくつかあるのですが、有志の方が作成したような標識しかなくてちょっとわかりにくい。
ここが一つ目の分岐で右折。
振り返って撮影。「火の用心」の看板があり、その上に手製の標識がぶら下がっている。「火の用心」の看板も大事だろうけど、道標作る方が優先順位高いと思うけど・・・
二つ目の分岐。元山上口駅方面は小さな左折標識がありますが、右折の案内が無い。「火の用心」の看板はあるんだけどね。
ここを右折すると東山駅方面なのかな~
道なりに下りていくと国道168号線に出合。
近鉄生駒線を越えて今度は千光寺方面へ。
千光寺は、役小角(えんのおづぬ)が大峰山で修業する前の修行場だったらしい。修験道の本山は、大峰山の山上ヶ岳ですが、もともとはこちらが本山だから元山上と呼ばれるのだとか。
下記のようなトレイルがだらだらと続きます。
千光寺に到着。ここまで27.6km、5時間12分。
ほぼ歩きなのにけっこうフラフラの状態。喉が渇いたので自販機でジュースを買おうと思うけど、殆ど売り切れで選択肢が無い(>_<)。
水もスポーツドリンクも無く仕方なくロイヤルミルクティーを購入。
ここからだらだらと登っていってやっとこさ鳴川峠に到着。疲れた~
あとは鳴川谷ハイキングコースを下山するだけ。
ゴールはらくらくセンター。
本日の総距離30.8Km、タイム6時間12分、最高気温30度。
おわり
本日の活動軌跡