今日は近鉄大阪線長谷寺駅から初瀬山経由で龍王山に登頂してから天理方面に下山し、その後は山辺の道を奈良まで走ってきました。
本日の総距離30.2km、タイム6時間5分。
過去に山辺の道を近鉄大阪線桜井駅から奈良まで走った事がありますが、距離30kmでタイム約5時間。長谷寺駅は桜井駅の二駅先なんですが、どちらからスタートしても奈良までの距離はほぼ同じ。但しこちらからだと天理まで山越えになるので時間は1時間程度余分にかかりますが・・・
長谷寺駅を下車して、少し東へ進むと長谷寺があります。
長谷寺は奈良時代に創建された真言宗豊山派(しんごんしゅうぶざんは)総本山で、桜、牡丹、あじさい、紅葉等四季折々の花が楽しめる事から「花の御寺(みてら)」と呼ばれているのだとか。
地図を見ると初瀬山へ向かうトレイル登山口は、長谷寺山門の少し手前にある様子。
ここかな? と下記写真の小道を左上に登っていくのですが、標識等の案内は無く、突き当たりに「墓地が云々~」という看板があって私有地に入るような感じになるので、アレっ ここは違うのかな? といったん戻ったのですね。
しばらく周辺をあちこち探し回ったのですが、他に登れるようなところはなく、道がなくなったのかな? もしかして今日はこれで終わり? マジか~ と半ば諦めかけてたのですが、もう一度さっきの道を確認してみようと再度登っていってズンズン奥に進んでいくと無事コースに乗る事が出来ました。よかった~
ここは龍王山まで地図に載っていないマイナールートで、最初は道幅が狭く荒れた感じがするけど、徐々にしっかりとしたトレイルに変わります。標識は一切ありませんが、踏み跡はしっかりついておりテープもたくさんあり。但し利用者が少ないせいか、今日はやたらと蜘蛛の巣が多くて閉口しました。
しばらく登りが続いて初瀬山(546m)に到着。ここまで3.9km、1時間21分。
ふ~んって感じで、眺望が全然無いので山頂らしさがないです。
以降も似たような道が続くのだけど、徐々にトレイル幅が広くなって歩き易くなります。
県道50号線を越えて再びトレイルに入ると下記のようなヤブ漕ぎのような区間もあり。人が通らないから荒れるのでしょうけど、マイナールートなので仕方ないですね。
再びロードに出るのでここを西へ進みます。
龍王山には天理側(西)からアクセスするのが一般的で、3つのハイキングコース(天理ダムルート、長岳寺ルート、崇神ルート)がありますが、今日は逆側(東)からのアプローチ。
龍王山(586m)に到着。ここまで7.2km、2時間5分。
奈良盆地が一望出来ます。
少し離れたところに城跡があるので寄ってみます。
龍王山城(りゅうおうさんじょう)は、戦国時代に十市(とおち)氏によって築かれた城で、南北2つの城域にわかれる大和国最大の山城。松永久秀の信貴山城、筒井順慶の椿尾城(つばおじょう)とともに、大和三大山城に数えられているのだとか。
下記は北城本丸跡ですが、特に何も残っていません。
さて、ここから天理ダムルートで石上神宮(いそのかみじんぐう)方面へ下山しますが、ず~っとロード。
天理ダムが見えてきましたが、色褪せた感じで古いダムのようですね。
昭和52年竣工なので44年経過しています。
ここからは国道25号線沿いをラン。一応歩道がついているので安心。
途中から旧国道を進んで、石上神宮に近い下記標識箇所に到着。
ここまで15.1km、3時間26分。
さあ、後は山辺の道を奈良までダラダラとラン&ウォーク。
名阪国道を越えて白川ダムに到着。ここは釣り客がけっこういましたが、何が釣れるのでしょうね?
弘仁寺は寄り道になるのでパスして円照寺の間違いやすい(自分だけかな)鳥居を通過。
山辺の道は基本的にロードですが、たまには下記のような足に優しいトレイルもあり。
石上神宮から13kmほど進んで春日大社に到着。ここまで28.4km、5時間38分。
ここはいつも道路に鹿が歩いていてなんだか危なかっしい。
「鹿君、車には十分気をつけないとダメだよ」「はぁ?」みたいな感じかな。
あとは春日原始林をぶらぶら歩いていきます。
ゴールの興福寺(710年創建)に到着。
下記写真は平成30年に再建された中金堂(ちゅうこんどう)。
おわり
本日の活動軌跡